すくすくランドを実際に利用したみなさんから、生の声を聞いてみました。
アンケートでは、すくすくランドのさまざまな機能について高い評価をいただくと同時に、
あらためて3歳未満児専用空間の必要性を感じました。
さらに、近年の猛暑の影響もあり、日陰設備を増やして欲しいなどの要望が多くありました。
これら利用者のニーズをしっかりと捉え、より安心して遊べる「遊育空間」を提案してまいります。
3才未満児用施設の必要性が高まっていることを再認識する結果となりました。それと同時に、どこの市区町村においても3才未満児を安心して遊ばせる環境が不足しているようです。今後のさらなる普及がウチダの課題となります。
施設に足を踏み入れる前に、目につく案内板や年齢表示サインをみなさんが確認していました。対象年齢外のこどもたちも理解して立ち入らないため、年齢表示によるゾーニングが自然にできあがっているように見られました。
「暑い日にはそもそも外には出掛けない」という、あるお母さんの意見が印象的でした。ただ、熱中症の発症は気温だけに限らず、その場の日照や湿度、風の有無にも左右されます。子どもたちが安全に広場を利用できる取り組みも必要と感じました。
日陰を増やしてほしいという要望を数多くいただきました。日陰は熱中症や日焼けへの対策として、遊ぶ子どもと保護者の双方に必要です。このアンケート結果を受け、日陰となるスポットやエリアを増やしていく必要性を痛感しました。
子育てグッズの詰まった重たいカバンを置いて、お母さんもゆっくり座って子どもを見守りたいものです。すくすくランドは子どもが楽しんで成長できるだけでなく、保護者がくつろげる空間でもあります。
アンケート調査は、管理者に対し事前に必要な申請を行い実施しています。実施日時、期間などを明確にすると共に、現地ではアンケート調査中である事の掲示を行っています。
収集したデータは各公園毎にまとめられ、すくすくランドの改善に繋げるだけでなく、公園管理者への提供も行っていることから、施設の利用頻度や設置後の効果測定などにご利用頂けます。
公園に来るお母さんの声から生まれた「すくすくランド」。その声を常に聴くことで、子どもたち、お母さん達と共に「すくすくランド」も成長しています。
Plan (計画)→Do (実行)→Check(検証)→Act(改善)のPDCAサイクルを繰り返し、これからも時代の求める最新・最善の遊育環境を提供します。