ウチダでは、3歳未満児が容易に乗り越えられない高さ、3歳未満児が落ちても危険性の少ない高さなどを専門家の助言や保育士の検証により任意に設定、さらに「遊具の安全に関する規準【JPFA-SP-S:2014】((一社)日本公園施設業協会)」の数値的根拠を3歳未満児の身体モジュールに当てはめ、割り出された数値を自社基準とし、3歳未満児用遊空間における施設全般に反映しました。
公園内では設置エリアに以下の要件を設けました。
3歳未満児には保護者が必ず同伴することから、保護者への配慮が子どもの発達の手助けとなるため以下の点を考慮しました。
広場全体が見渡せるスペースデザインで、少しの隙に勝手に動き回る子どもをずっと見守ることができます。サインボードなどは半透明で極力死角の少ないデザインです。
子どもと子ども、子どもと大人、大人と大人がコミュニケーションできる施設デザイン。他の親子との交流が深まる事も大切な要素です。
形状や色、配置や使い勝手などの細かい部分も、長年遊具制作を手がけてきたウチダならではのこだわりが表れています。3歳未満児が楽しく遊べて、子どもの発育をサポートできる、独自の専用空間です。
「すくすくランド」は、児童福祉施設の設備及び運営に関する規準:第35条の規定に基づき定められた「保育所保育指針」を把握し、その内容を遊具施設に反映させています。 平成30年4月より、保育所保育指針(平成20年厚生労働省告示第141号)の全部が改定されました。新たな指針では、子ども一人ひとりの発達過程や状況を十分に踏まえるとともに、その生育歴、心身の発達、活動の実態等に即した配慮を求めています。 このため、以前の指針にあった「おおむね6ヶ月未満」、「おおむね6ヶ月から1歳3ヶ月」「おおむね1歳3ヶ月から2歳未満」「おおむね2歳」「おおむね3歳」といった年齢による子どもの発達区分が削除されました。この改定を反映した新しいすくすくランドでは、過去の指針を継承しつつ、新たな指針のもとに発達区分(ステップ)を改正しました。現状に則した分かりやすいステップの表示によって、これからも子どもたちの発達をサポートします。